『ラ・ラ・ランド』〜運命の人と運命を変えてくれる人はちがう〜

画像出典;GIRLY DROP(http://girlydrop.com/)さま
ありがとうございます♡

 

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こんにちは。うみです。

テレビで放送されていた『ラ・ラ・ランド』を観ました。

 

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映画でむせび泣いたのは初めてかもしれません。

ストーリーが進むに連れて号泣が止まらない。

もし映画館で観ていたらと思うと…ゾッとします。笑

少しばかり、ブログに感想を書いておこうと思います。

※詳しいあらすじは書きませんが、ネタバレはしています。

 


『ラ・ラ・ランド』の感想


女優の卵のミアとジャズピアニストのセブが出会う冬から、物語がはじまります。

最初の印象は決してよくなかったものの、会うごとに惹かれ合っていくふたり。

季節が変わるごとに、ふたりの関係性も変わっていきます。

恋して、付き合って、夢を追って、妥協して、ぶつかって…

この映画は、ふたりが一緒に過ごした1年間と5年後の冬の、愛のかたちでした。

 

 

* 愛と夢

この映画のキーワードとなるのは「愛」と「夢」

大人になると、夢を叶えるのは基本的に「わたし」です。

自分が何を夢見て、どう行動して、そしてどんな道を進んでいくのか。

その選択肢は、自分の中にあります。

 

そして自分が決めた道を、夢を叶えるために進んでいく過程で、出会う人がいます。

その人は「わたし」を支えてくれるかもしれません。

ひとりでは考えもしなかったアドバイスをくれるかもしれません。

たくさんの愛を与えてくれるかもしれません。

それでも、自分の夢を叶えるのは「わたし」。

その人が「わたし」の夢を叶えてくれる訳ではないからです。

 

「わたし」が夢を叶えるために、もう一歩を踏み出したとき。

よく考えてみると、その人とお別れしなきゃならないのは至極当然のこと。

それなのに恋心を抱いていると、どうしてもずっと一緒にいられるものだと信じたくなるものです。

「このまま」を願う気持ちと「前進していく」ことを願う気持ち。

どちらも選べることに、越したことはないけれど。

ここでまたひとつの選択をして、そしてその先の人生が続いていくのです。

ただただ、切ないですね。

 

 

* 別れが定められた運命の人

心の底から愛して、運命を変えてくれた人は、結婚をする運命の人ではなかった。

その人は「出会って、愛して、互いに成長して、夢を叶えるためにわたしの運命を変えてくれた」運命の人だった。

夢を叶えることも、なりたいわたしになることも。

その人がいなければ、決してできなかったこと。

その人を永遠に愛すると誓って、それぞれの人生を歩んでいく。

永遠の約束と引き換えに、別れの選択をする。

それも夢を叶えるひとつの選択として。

 

結婚する人だけが、運命の人じゃなくてもいいと思うんです。

どんなかたちであれ「出会えてよかった」と思えるのなら、その人が運命の人になるのでしょう。

たとえ最初からお別れが設定されていたかのような出会いだったとしても。

 

 

* この映画、もっと早く観るべきだった

映画を最も感じたことでした。

わたしも同じような経験をしたことがあるから。

わたしの夢を後押ししてくれた人がいて、その人は男性でした。

ずっと一緒にいられないことは分かっていながらも、それでも少しずつ惹かれていって。

最終的に、わたしはミアと同じ選択をしました。

惹かれる気持ちが、恋に変わってしまう前に。

 

この映画を見てむせび泣いてしまったのは、どこかで自分と重ね合わせていたのかもしれません。

このままでいたい気持ちも、自分が夢を追いかけたい気持ちも、あなたに夢を叶えてほしい気持ちも。

それらの気持ちの間で、心が揺れることをわたしは知っているから。

もしこの映画をその人と出会う前に観ていたら、何か変わっていたのかなぁなんて思ったりしました。

もっとすっきりとした気持ちでうまくお別れができたのかな、なんて。

だけど彼もきっとわたしの「運命の人」だったのだと気づけたことが、何よりの幸運なのかもしれません。

この映画は、今のわたしの想いに対する「答え」だったのでしょう。

そういう意味では、ちょうどよいタイミングで観ることができたのかもしれませんね。

 


* ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか


お互いに自分の夢を叶えたという観点からはハッピーエンド。

最終的にふたりが結びつかなかったのはバッドエンド。

観る人がどちらの視点に立つかで、結末の捉え方が変わってきます。

おもしろいですね。

わたしは、たまらなく切ないハッピーエンドだったと思います。

『ラ・ラ・ランド』以上にラストが切ない映画を、わたしはまだ知りません。

 

(500)日のサマー (字幕版)

映画の雰囲気はどことなく『(500)日のサマー』に似ているかも。

(女の子の性格は全然違うけれども!)

女性が最終的に、別の男性を選ぶ点でもね。

『(500)日のサマー』がしっとりと進むのに対して、『ラ・ラ・ランド』は音楽もあって心地よいテンポ感です。

 


* まとめ


 

ひかれあうことと、結ばれあうことは、ちがう。

運命のひとと、運命を変えてくれるひとは、ちがう。

そうだよね、なんて思うのは、大人になった証でしょうか。

 

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