画像出典;オリジナル
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こんにちは。うみです。
20世紀を代表するファッションデザイナー。
時代が変わってもなお、自身がこの世界を去ってからもなお、多くの人へ魅力を与え続ける人物。
彼女の名は?
そう、ココ・シャネルです。
今回はシャネルについて書かれた本を読みました!
* 『女を磨く 言葉ココ・シャネル の言葉』概要
本を読み終わって強く思ったこと。
この本は、わたしがあれこれ語るものではないな。
ということで、シンプルにご紹介させていただきますね。
* 本の構成
この本は、彼女のことばをピックアップし、それに解説をつけていくスタイルで書かれています。
1つの言葉に2〜3ページの解説と、時々白黒の写真が掲載されています。
(このシャネルに関わる写真がまたおしゃれなんです…♡)
わたしはシャネルのブランドについても、彼女自身についても詳しくありません。
それでも言葉から見える、彼女の芯の強さには惚れ惚れとしてしまいます。
* 4つのカテゴリー
本は大きく、4つのカテゴリーで構成されています。
- ファッション、エレガントな発明
- 恋、仕事の原動力
- 仕事、恋の栄養剤
- 美意識、ゆずれない生き方
どのカテゴリーでも、彼女の言葉はどれもシンプルで率直です。
長ったらしく、曖昧なものはありません。
だからこそ強いパワーがあり、心に響くのでしょう。
* 「愛の物語が幕を閉じた時は」
この本の中で、わたしが最も気に入った言葉はこちら。
愛の物語が幕を閉じたときは、そっと爪先立って抜け出すこと。
相手の男の重荷になるべきではない。
精一杯ひとりの男性を愛したのであれば、その過去を誇りにすること。
その誇りを胸に秘めて、自分の足で歩きだすこと。
決して、終わった愛にすがるような女性にならないこと。
自らの気品と男性への尊厳を守る、とてもスマートな言葉だと思いませんか。
* 彼女は強運だったのか
シャネルは「この本に書かれていることが全ての人生」を歩んだ訳ではありませんでした。
この本では”強運の持ち主”という表現をされています。
しかしその強運を持ってしても、人が羨むようなきららかな世界にずっといたのではありません。
(詳細についてはウィキペディアでも多少知れます)
そのような背景を知ってから読むと、彼女の言葉の深さをより一層感じる事ができます。
いまの環境で、どの信念を持つか。
そしてその信念のもとに、どういった行動をするか。
彼女は強運を持っていたのではなく、逆境を強運に変える力をもっていたのだと思います。
それは信念から生まれてくる「ちから」です。
* まとめ
最近、思うことがあるんです。
今のわたしから、歳を重ねても持ち続けられるものってなんだろう、と。
それは知性と教養、そして思い出なのではないかと思うのです。
特に知性と教養は、自分が吸収しようと思えばいくらでも吸収できるもの。
そして、永遠の自分の財産になるのでしょう。
わたしの永遠のあこがれ、シャネルのN°5の香水。
その香水が似合う、知的な女性でいたいと願います。
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