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画像出典;オリジナル
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こんにちは。うみです。
先日、ちょっと心がときめくことがありました…♡
定期的に読ませていただいている方のブログで紹介されていた本。そういえば…?と思って探してみると、ちょうど図書館で借りていたところでした!不思議な巡り合わせ。
鈴木真奈美さん『幸せな人だけが知っているシンプルな生き方』、深く優しく時に真っ直ぐな言葉に溢れた、すてきな本でした。 pic.twitter.com/0FBZXlBcpD— うみ (@sweeticxoxo) 2018年10月8日
あとで読もうと思っていたところ、この本を紹介している記事と巡り合ったのです…!
これはいま読んで!というメッセージだなと気づき、その日のうちに読みました。
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幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方 幸運は余白に訪れる [ 鈴木真奈美 ]
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今回は、『幸せな人だけが知っているシンプルな生き方』の感想を書いていきます。
* 『幸せな人だけが知っているシンプルな生き方』の感想
* 「合わない人に合わせるのは命の無駄使い」
この本の文章なのですが、シンプルでかつ力強いメッセージだと思いませんか?
わたしが自分の生き方を模索し始めたとき、挙げた幸せのかたちのひとつが「みんなに好かれること」でした。
「みんな仲良く」の概念で育ったので「仲良くできない=嫌われる=幸せではない」と思い込んでいたいのです。
だから「みんなに好かれる」ために、自分の意見を持たず、お願いごとは断らず、全てに「いいよ」と返していました。
その結果、自分がどういう人間なのか、全く分からなくなってしまいました。
周りの状況や人の視線ばかりが気になり、自分の心がおざなりになっていたからです。
今になって思うと、「みんなに好かれる=幸せ」という思い込みそのものが他人軸だなぁ!と感じます。
「わたしが好かれるかどうか」の判断基準は「みんな」にあるからです。
自分らしくいようがいまいが、快く思わない人は必ずいます。
みんなに好かれるために、自分のエネルギーを向けるのか。
自分を快く思わない人たちに対抗するために、その人たちを罵るために、自分のエネルギーを向けるのか。
それとも、自分を大切に思ってくれる人たちに、自分のエネルギーを向けるのか。
エネルギーは無限ではありません。
使った分だけ自分でちゃんと補給しなきゃ、自分の心が疲れてしまいます。
この本を読んで、わたしはエネルギーの使い方を見極めたいと再度強く思いました。
* モノにも人間関係にも旬がある
時代が変わるように、流行が変わるように、季節が変わるように、わたしたちの価値観も変わります。
それなのに、どうしてわたしたちは人間関係に永遠を求めてしまうのでしょうね。
「モノも人間関係も旬がある」ということば、とてもいいなぁと思います。
執着を手放すこと、変化をすることを、抵抗なく受け入れることができるからです。
シンプルを手に入れるなら、「手放す」ことを手に入れる必要があります。
自分のエネルギーを消費するものを手にしたままだと、ずっとエネルギーを消費し続けます。
そのモノや人間関係で、過去にとても楽しい時間を過ごしたかもしれません。
だけどそれを手放したからって、よい思い出や、その時間が存在した事実がなくなる訳ではないのです。
手放すことは、なくなることではありません。
ただ、存在のかたちが変わるだけです。
だから、本来は何も恐れる必要はないのでしょう。
でもやみくもに捨てていくことは違います。
ここでも自分の幸せに対して、見極めていく選択が必要なのです。
* 真剣になっても深刻にはならない
なるほど!と思った言葉です。
真剣になること、深刻になることは、確かに違います。
何かを新しく始める時「失敗したらどうしよう」「準備が整っていない」と思うことがあります。
だけど完全に不安がなくなるまで準備をしていると、いつまでたっても準備は終わりません。
準備と称して、時間を浪費しているだけになってしまうこともあるでしょう。
頭のなかで考えるだけでは、むしろ新しく始めることを躊躇させてしまいます。
もし思いつめるようなことになっていたら、それは深刻になっている証。
無意識のうちに、物事を深刻に捉えて捉えていないか注意したいですね。
* こんな方に読んでほしい!
- 人の目が気になりすぎて疲れを感じている方
- みんなに好かれたい、好かれなきゃと思っている方
- 何かを手に入れることで幸せになれると思う方
- 「自分軸」「他人軸」「頑固」「わがまま」「自分を大切にする」の違いが知りたい方
- 「手放す」の本質的な意味や方法を知りたい方
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幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方 幸運は余白に訪れる [ 鈴木真奈美 ]
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文章は専門用語もなく、優しく深い言葉で書かれています。
読んだあとは、前向きさと安心感に包まれますよ。
* まとめ
どの本でも言えることなのですが、わたしは本に書かれていること全てを受け入れる必要はないと思っています。
基本的には、自分に必要なもの、自分に合うものを吸収する。
そして、こういう考えもあるのか〜と新しい考え方を知る。
知っているだけで、いつかの自分を救う手立てになるからです。
モノが増えるほど、関係が増えるほど、わたしたちは「手放す」消失感に恐れを抱きます。
手に入れたときの幸福感、そばにあったときの安心感を知っているから。
でも勇気を出して手放したその先には、もっといいものがありますよ、と暖かな言葉で教えてくれる本でした。
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