【おとなの夏休み】名探偵夢水清志郎事件ノート【なんちゃって読書感想文その2】

画像出典;オリジナル

 

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こんにちは。うみです。

今年の夏にあげていた「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズの読み返し。

もうとっくに秋になりましたが、感想を書いていきたいと思います。

その1(『そして5人はいなくなる』『亡霊は夜歩く』)については、こちらからどうぞ。

 

【おとなの夏休み】名探偵夢水清志郎事件ノート【なんちゃって読書感想文その1】

 


* 第3作目『消える総生島』


わたしがこのシリーズに出会ったきっかけとなった作品です。

 

消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

映画の撮影で、総生島へ行くことになった、亜衣ちゃん・真衣ちゃん・美衣ちゃん。

そして裏の手を使って、彼女たちに同行することになった教授。

映画のスタッフとともにクルーザーに乗り込み、意気揚々と総生島へ到着!

ところが乗ってきたクルーザーがすぐさま爆破されて、孤島に閉じ込められることに。

それから人が消え、山が消え、館が消え…次々と起こるミステリー。

教授は果たして謎をすべて解くことができるのか?

そして亜衣ちゃん・真衣ちゃん・美衣ちゃんたちは無事に帰れるのか?

という、夢水清志郎シリーズ第3作目です!

 

どうして小学生の時のわたしはこの作品を好きだったのか?

それは、子どもだけで遠くに行く=ドキドキワクワクな冒険だったから!

(そうか、わたしは小学生の頃から遠くに行くことにワクワクしていたのか〜)

しかも船に乗って行けるなんて!仮装パーティーもあるなんて!

そして館や島を冒険することも、すごく楽しそう!

孤島に閉じ込められたり、鬼に遭遇するのは怖いですけどね。笑

 

これまでの作品は、亜衣ちゃんたちの日常の中で、事件が起こるものでした。

『そして5人はいなくなる』は家から近くの遊園地、『亡霊は夜歩く』は学校が舞台です。

しかしこの『消える総生島』は、孤島=非日常な環境での事件。

舞台となる世界が、一気に広がった作品です。

それにともなって、教授の個性的な性格が完全に確立された気も…。

 

全てのミステリーが終わったとき、教授は総生島で謎解きをします。

一件落着したかに思えましたが、帰ってきてから教授はある方へお手紙を書きます。

大人になって読むと、教授の手紙が「謎解き」でした。

その謎解きは深く、悲しく、そして日本の壮大な歴史が関係しています。

大学の授業であるドキュメンタリーを見たとき、先生が「人生は時代に左右される」とおっしゃっていたんですよね。

その言葉、この作品とつながるものがあるように思います。

『亡霊は夜歩く』『消える総生島』この2つに込められた深いメッセージは、大人になってようやく見つけることができました。

 


* 第4作目『魔女の隠れ里』


魔女の隠れ里は、短編集を3つ入れたような作品です。

「消える足あとと幽霊のシュプール」「羽衣母さんの華麗な一日」そして「魔女の隠れ里」。

そして、バリバリのキャリアウーマン伊藤さんが初登場の作品でもあります!

 

魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

伊藤さん、すっごく年上のお姉さんだったのに、いつの間にかわたしの方がお姉さんになっちゃったよ…。

こんな働き方はミステリーよりも恐ろしい…と子ども心に思いましたが、それは大人になってからも変わりませんでした。

そして美衣ちゃんのキャラクターが際立ってきたのはこの作品からだなと思います。

 

 

* 「消える足あとと幽霊のシュプール」

伊藤さんが務める出版社の雑誌の取材で、高原へと向かった亜衣ちゃんたち、教授、伊藤さん。

このおはなしでの謎は、雪原にスキー板の跡が木をまたいでいったかのように残っている…というもの。

謎自体は教授が、すっきり、さっぱりと、解決してくれました。

このシリーズの中では、心温まるような、ほんわかとしたミステリーでした。

『亡霊は夜歩く』の番外編が好きなら、こちらの作品も気に入ると思います。

教授の原稿!文章力!そして伊藤さんの運転!

ツボにハマり、お腹を抱えて笑いました。

おとなになっても声を出して笑える作品、すばらしい!

 

 

* 「羽衣母さんの華麗な一日」

3姉妹の母・羽衣さんの学生時代の写真の謎です。

羽衣さん・一太郎さん(のちの亜衣ちゃんたちのお父さん)・そしてお友達が写った、2枚の写真。

これらの写真から、教授はお友達が羽衣さんへ送ったメッセージを見つけます。

羽衣母さん、学生結婚だったんですね。

個人的には羽衣母さんのお友達が、あれからどんな恋愛をしたのか気になります。

年齢を重ねると、思い出が増えますよね。うん。

 

 

* 「魔女の隠れ里」

これも、伊藤さんの雑誌の取材で、里山に行ったときのおはなしです。

「孤立」「遮断」した環境という観点から、雰囲気は『消える総生島』に似ています。

魔女と名乗る人物との推理ゲームが始まり、次々と「被害者」が現れます。

そこには魔女の悲しい過去と、闇に葬られたある家族の存在がありました。

わたしはこの作品を『亡霊は夜歩く』の次に大人向けだと位置づけています。

 

『魔女の隠れ里』では、ひとつ未解決の謎があります。

わたしはその未解決の謎が何なのかすらも分からず、ネットで検索をかけました。

ここでは言及しませんが、これを児童小説に入れるのは…となった、とだけ書いておきます。

ただこれが分かれば、最後の楼乱荘の火事の理由がわかります。

(未解決の謎の内容については、ネットで比較的簡単に見つかると思います〜)

 


* まとめ


夢水清志郎シリーズ、読み進めて入るものの、感想を書くのが追いついていません。

1年くらいかかるかもしれません。。。が、マイペースに書いていこうと思います。

そしてあまりネタバレは書きたくないので(だってミステリーだし!)、これからもふんわりとした感じでいきます。笑

 

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